不妊治療の体験談

#25 43歳の胚盤胞のグレードを全公開

こんにちは。アメリカ在住のアラフォー「りんりん」です。

実は、今、アメリカで不妊治療を受けています。

まさか自分が不妊治療をうけることになるとは思っていませんでしたが、紆余曲折を経て、今は大金をつぎ込みながら不妊治療を受けています。

ここでは、私と同じように不妊治療を海外で受けようと思っている人向けに、リアルタイムで私の不妊治療の様子を紹介していきたいと思います。

本記事では、受精〜胚盤胞への成長について紹介していこうと思います。

胚盤胞の結果は採卵から7日後に連絡

全身麻酔で受けた採卵から、7日間の観察期間をおき、受精・胚盤胞への成長を観察してもらいました。

採卵した卵は13個。

うち成熟していた8個を顕微授精という精子をひとつずつ注入する方法で受精させ、その受精卵の成長過程を7日間観察してもらいました。

病院からは、7日間全く連絡なし。

夫とは毎日、今頃私達の受精卵は頑張っているかなといったことを話しながら過ごしていました。

年齢が年齢だけに、受精卵の質が高くないという事実は聞いていたので、とにかく1個でも多くの受精卵が胚胎盤の状態まで育ってほしい、そんな気持ちで祈るような気持ちで過ごしていました。

そして、今日、受精卵の成長過程に関して結果がくるはず…ドキドキして1日過ごしました。

そして夕方頃に不妊治療の病院からメッセージが!

ドキドキして、メッセージを開けました。

胚盤胞への成長結果

不妊治療の病院からは、8つの受精卵のうち胚盤胞まで成長できたものは6つという報告でした。

採卵数(成熟卵数)13(8)
受精卵(顕微授精)8
胚盤胞6

さらに、詳しい胚盤胞のグレードはこちら。

胚盤胞品質のグレード
13AB
24BB
34BC
45AA
55CC
65CC

運悪く育ちきれなかった2個の受精卵は、廃棄しましたとの報告でした。

43歳という年齢のため、じぶんでも期待値が低くなっているので、AAという胚盤胞があっただけ万々歳です。

ただ、やっぱり気になってしまうのがグレード。

グレードについて少し調べてみました。

胚盤胞のグレードの数字の部分を気にされて、3AAよりも5AAの方が良いのか?という質問を受けますが、この場合5AAの方が3AAより成長が早いというだけで妊娠率に差はありません。胚盤胞は数時間でどんどん成長が進んでいく為、数字はあまり気にされなくて大丈夫です。やはり重要となってくるのは二つのアルファベットですが、こちらも見た目の評価になりますので、A評価のものでも染色体異常のものが含まれていたり、C評価のものでも力のあるものは妊娠から出産まで至ります

https://www.haramedical.or.jp/column/staff/000357.html

Aがよくて、Cが悪そうというのは思ったのですが、C評価でも妊娠にいたるものもあるということなので、あまり気にしなくて良さそうですね。

また、他の医療系サイトでは下記のようにも紹介されていました。

Cがつくものだと25-40%程度、BやAがつくものだと40-60%の妊娠率

https://nippori-lc.jp/blog/?p=606

やっぱりCがつくと確率は下がってしまうということですね。

嘆いても事実は事実なので、これはこれで受け止めて、次のステップに進みたいと思います。

次のステップはPGT-A検査

アメリカの不妊治療の病院では、年齢を考えるとPGT-A検査をすることを強くおすすめするとのことでしたので、私達は追加費用がかかりますがPGT-A検査をお願いしました。

PGT-A検査とは、着床前胚染色体異数性検査で、外部の検査機関に細胞を送って検査してもらう検査になります。検査結果がでるのに2週間かかるとのこと。

2週間後が恐くもあり、楽しみです。