こんにちは。アメリカ在住のアラフォー「りんりん」です。
実は、今、アメリカで不妊治療を受けています。
まさか自分が不妊治療をうけることになるとは思っていませんでしたが、紆余曲折を経て、今は大金をつぎ込みながら不妊治療を受けています。
ここでは、私と同じように不妊治療を海外で受けようと思っている人向けに、リアルタイムで私の不妊治療の様子を紹介していきたいと思います。
今回は、排卵誘発剤をうちはじめて13日目。
生理開始日から数えて16日目(Day16)の超音波検査&血液検査の模様について紹介します。
今日こそはと望んだ、16日目の超音波検査

今日の約束は、土曜日の朝8時45分。
いつも15分前に来るようにと言われるので、日本人らしく5分前行動(笑)。
8時20分頃に受付でチェックインして、ナースから名前を呼ばれるのを待っていました。
8時30分になっても呼ばれない。私よりあとに来た人たちがどんどん呼ばれる中、8時40分頃に名前を呼ばれて診察室へ。
超音波検査も4回目なのでこちらも慣れたもの。
名前と誕生日、摂取中の薬や排卵誘発剤を述べて、着替えてお医者さんをまちます。
待つこと5分。比較的早く、前回と同じ無愛想なアジア系のお医者さんがやってきました。
前回はかなり無愛想だったので今回もちょっと憂鬱だったのですが、どうやら今日は機嫌がいいのかニコニコしている!
休日はどうだったとか、今日はうまく育っているといいねといった雑談までしてくれる余裕があるようです。
そして検査開始。
超音波検査のカメラを膣にいれて、子宮内膜と左右の卵巣を見ていきます。
ドキドキ

数日前まではまだまだ小さかった卵胞が、今回は明らかに大きくなっている様子がわかりました!
1週間前は丸い卵胞だったけど、今回はカメラの角度によるのかもしれませんが、卵胞がひらべったい形に映っていたりと、卵胞によって形が異なるように見えました。
この卵胞の中に卵子が入っていると思うと、ひとつひとつの卵胞たちが愛おしく思えます。
先生が一個ずつの卵胞のサイズを測ってくれました。
大きいもので23ミリ、小さいもので13ミリ前後でした。
数も正確にはわかりませんが、右側で4個前後、左側で4個前後だったと思います。
先生は、カメラの角度をちょこちょこ変えて、大きさを測定していましたが、私には見分けがつかない卵胞たちを重複なく数えあげることができるんでしょうね。スゴイです。
先生も、このぶんだったら今日、トリガーショットで大丈夫とのお言葉。
やっと、やっと、1日4本の自己注射から卒業できそうです!うれしい😆!
看護婦から詳しい説明があるからとのセリフを残して先生は去っていきました。
やった!トリガーショットと採卵の説明

待合室で待っていると、看護婦がやってきました。
小部屋で採卵日までの段取りと採卵日のスケジュールについて説明してくれました。
本日からの予定は下記の通り。
本日 午前:血液検査&コロナ検査
本日 午後7時:ルプロンを20自己注射
明日(時間は未定):トリガーショットを自己注射
明後日(時間は未定):採卵(精子の持ち込み)
明々後日:採卵した卵の経過を連絡
採卵から1週間後:順調に育った受精卵は凍結&遺伝子検査
トリガーショットのうち方も教えてもらえてちょっと安心。
メノピュアとで混合をしていたので、あれと同じ要領です。
このトリガーショット痛くないよね?と聞いてみたら、メノピュアよりは痛くないとのこと。よかった。メノピュア以下であれば、我慢できそうです(するしかないけど)。
もしうまくいったら、いつ頃に戻せそうですかと聞いてみたけど、多分来月かなとの返事。
「ただ詳しいことがはわからないし、その段階になってみないと今から色々心配しても仕方ない」とナースからピシャリ。
それ以上、聞ける雰囲気ではなくなりました。
おっしゃることはごもっともですが、やっぱり色々知っておきたいんです…。
アメリカのナースは、本当に強いというか、患者に寄り添うという気持ちがかなり低い感じがします。
だから、日本の不妊治療の病院での看護婦さんたちの優しい受け答えが、感動を通り過ぎて、丁寧すぎる、こんなに丁寧じゃなくてもいいのにと思ったほどです。
帰り際に、「絶対に血液検査だけ受けて帰ってね。トリガーショットと採卵の時刻は、今日の血液検査の結果をみて連絡するから、今日の午後の電話は必ず取るように」とのお言葉。
「はい…」と受け答えして、その場をあとにしました。
キャンセルにならないで!採卵前の血液検査

排卵誘発剤を自己注射しはじめて、はじめての血液検査です。
今日は、無愛想なお姉さんがやってきて採血をしてくれました。
不妊治療で、採血ももう3回か4回目。採血も5分ほどで終了でした。
血液検査の結果は、約4時間後にWebサイトで確認可能。
- プロゲストロン 1.40 ng/ml
- LH 2.98 mIU/ml
- エストラジオール 5040 pg/ml
他の方のブログを見ていると。血液検査の結果によっては、採卵がキャンセルになることもあるとのことでドキドキしていました。
数時間後に、看護婦さんから電話がかかってきて、予定通りに2日後に採卵することになりました。
採卵前のコロナ検査

そして、今日の最後の検査はコロナ検査。
普段であれば、不妊治療の病院内でコロナ検査をやってもらえるのですが、今日は週末ということで、車で15分ほどのところにある大学内にあるコロナ検査場へ。
正直、一般の人も多くやってくるコロナ検査場は、逆に危険なんじゃないかと心配…。
家にあった、特別なとき用に確保していたN95マスクをつけてコロナ検査場へ。
大学のコロナ検査場は、ドライブスルーではなく、屋内型。
バスケットコートが2つか3つぐらいはありそうな体育館の中で、人数を制限してコロナ検査を行っていました。
最初に案内されたのは、一般の人用のコロナ検査。
しかし、受付段階で「あなたはあっちね」と案内されたのは、妊婦さんや子供の患者専用のコロナ検査コーナー。
一般の人用のコロナ検査エリアは、受付に5人待ち+検査に20人待ちという感じで、それなりの待ち時間が発生しそうでした。
一方で、妊婦さん側は待ち時間ゼロ。
最初からこっちに通してくれれば、不必要な接近をしなくてよかったのにと思いつつ、コロナ検査へ。
運転免許証を見せて、名前と誕生日を伝え、治療中であることを伝えます。コロナの症状はありますかという質問のあとに、コロナ検査場へ。
コロナ検査場には椅子がひとつ。
その椅子に座ると、検査の流れを説明されました。
ただ、多少検査場によって、手順が違うように感じました。
まず、鼻をかんでとの指示があり、そのあとに顔を上に向けると…ズボっ!
綿棒が右鼻奥に入ってきました。
そして、地獄のグリグリ。
そこから10秒間、鼻に綿棒を突っ込んだまま、ただただ時がすぎるのを待ちます。
今回の看護婦さんは、5秒経過したところで、さらに綿棒を右鼻の奥へ!!地獄すぎる。
そして、さらに5秒経過をただただ待つ。
看護婦さんが、1秒経過するたびに肩を軽く叩いてくれて、いい気晴らし?になりました。
そしてやっと10秒経過!そして最後のグリグリ。しかも5回転。
本当に最後の5回転は長くて辛かった…
コロナが検出されたら連絡しますとのことで、コロナ検査終了。
やっぱり何度受けても、苦痛でしかないコロナ検査です。
まとめ
やっとやっと、排卵誘発剤の注射を卒業することができました。
すぐに注射を卒業できるはずと期待していましたが、追加で注射を購入しなければいけないほど、注射とお付き合いをすることになってしまいました。
いよいよ、採卵までたどり着きました!
全身麻酔も怖いけど、もうやるしかない!
今夜のトリガーショットがんばります!