さて、いよいよ初めての胚盤胞移植の結果が出てくる日がやってきました。移植からの毎日の体調や様子をまとめた記事はこちら。

移植を終えてからの10日間、まだ細胞レベルのわが子と一緒にいられたことは嬉しかったです。私はとてもじゃないけど、妊娠検査薬をつかってフライングする気にならず、静かに妊娠判定日(BT9)を迎えました。
BT9 妊娠判定日
いよいよ妊娠判定日当日。判定は血液検査にて行うとのことで、朝6時半に起きて仕事前に夫と病院へ向かいました。病院に向かう車の中は緊張しっぱなし。うまくっていると良いなぁという思いながら、ドキドキしていました。実際の血液検査は5分ぐらいの作業。血液検査が終わるとそのまま帰宅して、自宅で看護婦さんからの審判の電話を待ちました。
電話がかかってきたのは、13時過ぎ。看護婦さんからは、「HCGの値は12。HCGの値だけを見ると着床しているように見えるけど、まだ判定するには早すぎる。だから、2日後にまた血液検査に来て」とのことでした。
さらに看護婦さんからは、HCGの値の伸びが重要だから、次のときに2倍になっていると良いとのことでした。首の皮一枚でつながった感じがありますが、まだ可能性が閉ざされていないので、どうにかがんばって!と祈る気持ちでイッパイでした。
体の様子は、下腹部もはっているし、腰も痛いという状態。身体の中で何かが起こっているというのは実感することができるので、それが良いことだったらいいなぁと祈っています。
BT10 再妊娠判定まであと1日

実は、この日。我慢しきれず、早期発見できる
アメリカでオススメの早期妊娠検査薬はこちら↓
https://reproduction.surviveoverseas.com/early-result-pregnancy-test前日にHCG12だったし、もし順調にHCGが増えていたらHCG25で反応が出ると言われている早期の妊娠検査薬でも反応が出るはずと思って試してみましたが…。
結果は、2本目の線がウッスラ(というか写真にはほとんど写らないレベル)。最初は1本しか出ていないと思ったぐらいでしたが、よーくよーく見てみると、薄い線が表示されていました。夫も出ていると言っていたので、私の気のせいではないはず。
HCGが順調に増えていないのかもという疑念を抱きはじめ自信喪失。相変わらず腰が重くて、下腹部もはっている状態。
何もできないので、葉酸が多く含まれているブロッコリーを多めに食べて、明日の妊娠判定日に備えました。
BT11 再妊娠判定日

いよいよ再判定日。朝6時半に起きて病院に向かいました。
昨日の妊娠検査薬の結果が正しければ、おそらく今日の血液検査ではいい値がでないだろうなという予感もありながら、血液検査を実施。まだかまだかと、病院からの血液検査の結果が届くのをまちました。
検査から約3時間後の午前11時ごろ、病院のアプリから血液検査の結果が出たという通知!キターーーー!と在宅勤務をしていた夫のところに走っていって、ふたりでおそるおそる検査結果を開きました。
HCGの値が50ぐらいまで伸びていてほしい、HCGの値は…
5.9
ガクッと二人で肩を落としました。前回の値の半分になってしまっている…もうこれで、化学流産決定です。
小数点がなかったらよかった。
そして、約1時間後、看護婦さんから電話がかかってきて、「Not good news」という言葉と共に、プロゲステロンの膣錠をやめること、今回の結果と今後の治療方針を相談するために担当医の先生との診察をアレンジしますという説明を受けました。最後に、いつもは強気のアメリカ人の看護婦さんが少しやさしい声で「Hang in there(くじけないで)」と声をかけてくれたのが印象的でした。
本当に文字通り、木から落ちないようにかろうじてぶら下がっている気分です。
最初は平気だった化学流産という結果ですが、夜になるとなんだか悲しくなり、こんなツイートをしてしまいました。
このツイートをしたあとに、そっとパソコンを閉じ、何年かぶりに声を出して泣いてしまいました。夫も初めて私が泣いている姿を見たので戸惑い気味。「仕方ないよ、また頑張ろう」と声をかけてくれていましたが、失ったわが子のことを考えると、ただただ悲しい気持ちで涙が止まりませんでした。
流産って本当に経験してみて、その辛さがわかりました…
まとめ|再判定の結果は…
なんとか着床までは頑張ったらしい、私の卵ですが、結果は化学流産。今までが順調に進んでいただけに、実は心のなかでも着床できるという根拠のない自信があったのですが、その自信は簡単に打ち砕かれました。
悲しいですが、前に進んでいかないと未来は変わらない!
だからこそ、次の移植に向けて動きだします。次こそはうまく行ってほしいなぁ。