不妊治療の体験談

#31 着床の窓を調べるERA検査のスケジュールと費用

移植に向けて、まずは着床の窓を検査するためのERA検査を行いました。意外に何度も病院に通う必要があり、仕事のスケジュールのやりくりに困りました。ERA検査のスケジュールと費用について紹介します。

ERA検査のスケジュール

ERA検査のスケジュールは下記の通り。子宮内膜の厚さの状況によって、多少違いはあると思いますが、だいたい4〜5回は超音波検査に通う必要がありそうです。

  • 生理開始(1日目) 病院に電話連絡
  • 生理4日目 コロナ検査
  • 生理5日目 最初の超音波検査、ベビーアスピリン(81mg)を摂取開始
  • 生理9日目 子宮内膜の厚さを測定する超音波検査2回目
  • 生理10日目 排卵検査薬でテスト開始
  • 生理11日目 超音波検査3回目、排卵検査薬でピーク、エストロゲン膣錠を摂取開始
  • 生理12日目 超音波検査4回目
  • 生理12日目 HCG注射
  • 生理15日目 エストロゲンの膣錠終了
  • 生理16日目 プロゲステロン(100mg)の膣錠を1日2回開始
  • 生理19日目 ERA検査用の検体摂取

ERA検査の費用

ERA検査の費用は下記のとおりでした。

単価回数合計
超音波検査$5105(推定)$2,550
バイオプシー$1,1561$1,156
Igenomix社によるERA検査費用$7951$795
合計$4,501

ERA検査だけで約4500ドル(約45万円)です!高すぎる。

一部の治療はアメリカの保険が適用されるため、ERA検査の前に支払った費用は下記のとおりです。

  • 検体摂取の費用(バイオプシー) $751.40
  • IGENOMIX社での検査費用 $795

合計で約$1500ドル(約15万円)。万が一着床の窓がずれていて着床しないと、胚盤胞が無駄になり、再度採卵という形になると再び100万円が飛んでいくので、必要な経費だったのかと諦めています。

まとめ

着床の窓を調べるERA検査のスケジュールと費用について紹介しました。

1回分のサイクルを使い、約15万円を払って着床の窓を調べることになりますが、少しでも着床の確率を上げたい、せっかく凍結できた胚盤胞を無駄にしたくないという気持ちから、お金が許すのであればERA検査をせざるを得ないと感じました。

不妊治療、お金も時間もかかりますね。