こんにちは。アメリカ在住のアラフォー「りんりん」です。
1回目の採卵も無事に終わりましたが、凍結できた正常な胚盤胞は2個のみ。
→43歳の採卵およびPGT-Aのテスト結果はこちら
ちょっと心もとないのでどうしようかと思い、担当の先生と会って今後の治療方針について相談した結果、もう一回採卵したらということで保険会社に保険の適用をお願いすることにしました。
アメリカの保険適用の現実について赤裸々に紹介していきます。
2回めの採卵に向けて保険会社へ事前申請

前回の先生とのカウンセリングで、卵子貯金をしておくのがいいと思うという先生のアドバイスもあり、夫婦でよく話し合った結果、卵子貯金が今はベストかもしれないとの結論に至りました。
病院に連絡して、保険会社が費用をカバーしてくれるよう、事前審査をお願いすることに。
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事前審査の結果をまつこと約3週間。
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ついに保険会社から、審査結果をしらせる手紙が届きました!
結果は、卵子保存以外の多くの処置は保険会社はカバーしないというなんとも非情な審査結果でした。
その理由は、凍結した卵子があるから。
たった2個なんだから、凍結していると言えるのか!と腹立たしかったです…。
移植に使える卵子があると、アメリカの保険会社は保険でカバーしてくれない模様です。
保険なしのアメリカ顕微授精の代金
やむをえず、保険が効かない場合の見積もりを出してもらったらこんな結果が…。
- 合計金額 $28,634
- 保険適用分 $7,400
- 合計金額(保険適用外) $21,234
- 35%割引 $7,431.90
- 最終的な自己負担額 $13,802.10
- 更に注射代として$5,000と、PGT-Aの費用がかかる見込み。
はい。こんな大金は平民には簡単には払うことができません。
ということで、まずは移植をすすめようという結論に至りました。
これ、よく見てみると、去年とは値下がりしているものもあるけど、値上がりしているものもありました。
タイミングによって値段が変わるんですね。
まとめ|冷凍保存した卵子があると保険適用はできない
アメリカは保険適用があるから良いと思うときもあるのですが、アメリカはそもそもの治療費が高すぎる上に、保険の適用も部分的で完全にはカバーされません。
さらに、冷凍保存した卵子があるとほとんどカバーしないという結果になるようです…。
私のように費用が気になる場合は、採卵したら移植、というサイクルで不妊治療を続けていくことになりそうです。