こんにちは、不妊治療中の「りんりん」です。
不妊治療って高いし、どうやって病院を選んだら良いのって悩みませんか?
私も、最初に病院を選んだときは、本当に試行錯誤でした。
不妊治療を経験したことがある友達に聞いて、どんなところを選んだらいいかを聞いたり…。
いくつかの病院から話を聞いたりしましたが、私が選んだ病院は大学病院。
私の経験をもとに、どのようにして病院を選んだら良いかを紹介していきます。
不妊治療の病院の選択基準5つ
実際に私の経験や、何人かの不妊治療友達の意見をまとめると、下記の条件を満たす病院を選ぶと良いと思います。
他のサイトを見ていると、いろいろなことを考慮して検討しなさいと書いてありますが、私が病院を選ぶときにはそこまで考えませんでした。
- 成功率が高い病院を選ぶ
- 評判がいい先生を選ぶ
- 保険適用できる病院を選ぶ
- 通院しやすい病院を選ぶ
- 価格が予算にあう病院を選ぶ
それぞれに関して、ひとつずつ説明していきますね。
成功率が高い病院を選ぶ

不妊治療は、日本の一部の病院では、患者の年代別の成功率が公式サイトで公表されています。
また、アメリカであれば、地域別に不妊治療の成功率が高い順にランキングとなって公表されています。
人によって、治療法も違うし、身体の状況も違うので、正直、成功率が高いからといって自分の不妊治療の成功率が高いとは限りません。
素人からすると、どうやって病院を選んだらいいかが本当に難しい。
だから、私はランキングが高い病院から選びました。が、ランキング以外にも複数の先生がチームとなって患者をサポートする病院がいいのか、一人の先生が専属で見てくれる先生がいいのか、などの病院のサイズや看護婦の雰囲気を考慮する方法もあると思います。
私の友人は実際に採卵したあとに、「卵子があったのに(卵子の)場所が悪くて、1つ採卵できなかった。しかも何度も卵巣に針が刺されて痛かった。ああいう技術のあたりが病院ごとに差が出るのかもしれない。」と話をしてくれました。
アメリカの各病院の不妊治療の治療数や成功率はこちらのサイトで調べることができますよ。
評判がいい先生を選ぶ

当然ながら、評判が高い病院&先生を選ぶのが必須です。
病院によっては担当医をつけてくれない場合もありますが、もし担当の先生を付けてくれるのであれば、評判が高い先生を事前にWebサイトで調べておいて、指名するのがオススメです。
女性の先生がいいとか、優しい先生がいい、ハッキリと結果を教えてくれる先生がいいなど…個人の好みがあるはず。
私は不妊治療でいくつもの病院を渡り歩いた経験を持つ、不妊治療の大先輩から、「ある先生はハッキリと結果を教えてくれなくてストレスだった」という話をきき、多少きめ細かいケアを感じられなくても、ハッキリと結果を伝えてくれる先生を選びました。
私はアメリカで不妊治療を受けていることもあり、アメリカは日本のような心優しい看護婦さんは少ないし、きめ細かいケアはありません。
しかし、数字をもとに、あなたの妊娠可能性はこれぐらいです、見た目が若くても細胞は古いんだから早くやらないとダメです、可能性がなくなったら卵子提供を考えましょう、などと、ハッキリと事実を伝えてくれる先生だったので、私も事実は事実として受け入れることができました。
「可能性はあるから頑張りましょう」といった前向きな精神論もいいですが、結果がすべてなので、時間を無駄にしないためにも、個人的にはハッキリと現実を数値で伝えてくれる先生がオススメですね。
ただし、私のようにアメリカの大学病院の場合、大きな治療方針は担当の先生と決めるものの、超音波検査などは他の先生が交代で担当してくれていたので、担当医がいても、ずっと同じ先生ではありませんでした。
どうしても、一人の先生にこだわりたい場合は、小規模な病院にしたほうがいいと感じました。
アメリカであれば、Yelpなどの口コミサイトやGoogleで先生の名前で検索すると、先生に対する口コミ情報を確認することができます。
通院しやすい病院を選ぶ

不妊治療は、時期によっては数日に1度通院する必要があり、場所が遠かったりすると、通院するだけで大変なストレスです。
仕事と両立できる?不妊治療の通院頻度は?【プロセス別に回答】
私の場合は、車で30分の病院に通院しましたが、仕事場とも逆の方向だったので、通院が少しだけストレスに感じました。
移動時間のぶんも会社からお休みをもらわないといけないので、なるべく朝7時30分といった早い時間に診察をしてもらうようにして、少しでも仕事への影響が少なくなるようにしていました。
意外と盲点だと思いますが、とにかく通院がしやすい病院を選ぶのは本当に大事だと感じました!
ただし、不妊治療を何度かしていた友人は、サンフランシスコに住んでいながら、評判がいいロサンゼルスの病院に通っている人もいて、最終的にはロサンゼルスの病院で妊娠・出産できたようですが、通うのが大変だったと話していました。
また、病院によっては診察時間が異なったり、週末は診察していなかったりということがあるので、自分のスケジュールにあう病院を見つけるのも大事だと感じました。
保険適用できる病院を選ぶ

日本であればあまり気にする必要はありませんが、アメリカの場合は健康保険が適用できる病院と適用できない病院があります。
コストを気にしなければ、この条件は気にする必要はないと思います。
が、不妊治療費がかなり高額なアメリカ。
保険適用がないと、1回の体外受精で250万円〜300万円の出費になると思います。
私も、友人からこの病院がいいよと推薦を受けていましたが、その病院に問い合わせをすると「健康保険は受け入れていません」との回答だったので、評判はよかったものの泣く泣く諦めました。
やはり高額だし、確実に妊娠できるものではないので、保険なしはさすがに平民には辛いと感じました。
価格が予算にあう病院を選ぶ

不妊治療の価格は、病院によって違います。
日本とアメリカでは、価格差はかなり大きいですが、同じアメリカ・同じ地域の病院でも価格が違います。
友達がもらってきた見積もりと見比べましたが20万〜30万は違う感じでしたね。
価格が、施術スキルや成功率に反映されるのかはわかりません。
安いから悪いのかもわかりませんし、価格では選べないのかなとも感じます。
私の病院は少し高いと思います。しかし、施設がきれいで、しっかり清潔に整備されていたり、看護婦もしっかりした人が何人かいたり、ということを考慮すると、高かったけど、それに見合うのかなという気もしています。
まとめ
もしまわりに不妊治療を経験している人がいたら、まずは周りの人に経験談と病院を聞いて、よい病院を探すと良いと思います。
その中で、保険が効くのか・場所は通いやすか・自分と雰囲気があっているのか・治療法はどんな感じか・値段はいくらか、を考慮して、選んでいくしかないと思います。
最近は、病院の口コミ情報をWebで調べると出てくるので、口コミ情報と実際に病院で最初のカウンセリングを受けてみて、わかる限りの情報で決めるしかないのかなと思います。
そこで、なにか変だなと思ったら、辞めるのが良いと思います。
私が素人なりに選んだ病院は、なるべく下記の5つの条件を病院を満たす病院。距離は少し遠め、値段は少し高かったですが、他の部分は良かったと思います。
- 成功率が高い病院を選ぶ
- 評判がいい先生を選ぶ
- 保険適用できる病院を選ぶ
- 通院しやすい病院を選ぶ
- 価格が予算にあう病院を選ぶ