不妊治療の体験談

#25 採卵後の副作用?採卵後にひどい便秘に…

こんにちは。アメリカ在住のアラフォー「りんりん」です。

実は、今、アメリカで不妊治療を受けています。

まさか自分が不妊治療をうけることになるとは思っていませんでしたが、紆余曲折を経て、今は大金をつぎ込みながら不妊治療を受けています。

ここでは、私と同じように不妊治療を海外で受けようと思っている人向けに、リアルタイムで私の不妊治療の様子を紹介していきたいと思います。

先日、採卵を行ってきました。

採卵の様子をつづった一連の体験談はこちら

排卵誘発剤を注射している間は、少し眠気が強くなったぐらいでほとんど体調の変化はなかったのですが、採卵後にひどい便秘に悩まされました。

1週間ぐらいは便秘がすごかったです。

普段はあまり便秘をしない私ですが、このときだけは辛かったです。

注)こんなケースもあるということで、読んでいただけると嬉しいです。

意外に多い?採卵後に便秘になっている人

専門サイトによると、黄体ホルモンが高くなる時期、すなわち排卵後に便秘になる事が多いようです。

今日は便秘についてです。女性と便秘は実は切っても切れないもの。では、どんな時に便秘になりやすいのでしょうか。
答えは、「黄体ホルモンが高い時」です。排卵後、採卵後、ホルモン補充周期で黄体ホルモン開始後、黄体フィードバック法でルトラール等を内服中、妊娠後などがそれに該当します。排卵後は浮腫(むく)みやすく、水分吸収が進んだ結果、便が硬くなるほか、黄体ホルモンは腸の蠕動運動を妨げることが多く、それにより便秘になると言われています。
特に、卵胞がたくさん育った時の採卵後は、黄体ホルモンは非常に高くなることから、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の時は卵巣の腫れと便秘で余計苦しくなるのですが、月経が来ると便秘も解消します。

リプロダクションクリニック東京 公式ブログ

確かに、自分の経験ともあてはまります。

そして、採卵をすると、黄体ホルモンが非常に高くなるため、便秘になりやすいとのこと。

なるほど、普段は排卵後でもここまでの便秘にはならない私ですが、このときの便秘はただ事じゃないレベルの便秘だったわけですね…。

採卵後の便秘解消のために行っていたこと

なるべく自然な方法で便秘解消を行いたいと思い、下剤を利用せずに対策をしていました。

便秘を解消するために色々試していたことはこちら。

納豆を食べる

納豆を毎日一食食べ始めてから2ヶ月ぐらいになりますが、納豆を食べてから便秘知らずの身体でした。

しかし、採卵後の便秘には勝てなかった…。

それでも、毎日納豆を食べていたおかげで、便秘が少しは緩和されていたのかもしれません。

調べてみると、下記のように納豆の効果を紹介する記事もありました。

また納豆には食物繊維も含まれるので、便秘を防ぐ効果も。納豆を食べなかった人が3週間毎日食べ続けたら、腸内のビフィズス菌が2倍以上増えたという研究結果(*1)もあります。

https://erecipe.woman.excite.co.jp/article/Mylohas_201901_184199_nattoquetion02/

どうせだったら、美味しい納豆をたべて楽しく便秘対策したいですね!

優秀賞をとったという噂の納豆はこちら↓

オリーブ油をスプーン一杯飲む

こちらも複数のサイトで便秘解消法として書かれていたので、朝と晩にオリーブ油をスプーン一杯飲んでみました。

オリーブオイルの主な脂肪酸はオメガ9系のオレイン酸(エゴマ、亜麻仁、青魚など関連するα-リノレン酸、EPA/DHAはオメガ3系です)で、腸蠕動を促進し腸内の潤滑油として便を滑り出し便秘の解消に期待できます。朝もしくは朝・夕にスプーン1杯のオリーブオイルをトースト・サラダ・スープ・みそ汁・卵かけごはん・納豆…に使用することで便秘が解消できるかもしれません。ちなみに摂取しすぎると胸やけ、胃不快感などの症状や肥満につながりますので、1日摂取量はスプーン2杯を目安にしてください。

あおき内科クリニック

油を飲むって狂気の沙汰のようですが、意外といけます。

特に、新鮮なオリーブ油であれば美味しくいただくことができました。

なるべく高めのオリーブ油が美味しいのでオススメです。

バナナを食べる

バナナも便秘によいとのことだったので、たまにバナナを食べていました。

専門サイトにも下記も通りバナナが便秘対策として紹介されています。

バナナは食物繊維のバランスはやや偏っていますが、胃腸で消化されないでんぷん質・レジスタントスターチという2種類の食物繊維の性質を持っている成分が含まれています。そのためバナナは便を柔らかくし、排便を促すことができます。このレジスタントスターチは青みがかったバナナのほうにより多く含まれているため、便秘解消のためには、熟しすぎていないバナナを選びましょう。また、腸内環境を整えるオリゴ糖、便の水分量を増やすマグネシウムも含まれています。

健英製薬

即効性があるわけではないので、効いたかどうかは不明ですが、おそらく何らかの助けになっていたと思います。

腸を刺激するヨガを行う

翌朝に少しもよおしたので、おそらく腸を刺激したと思われます。

ただし、ヨガだけでは便秘解消には程遠かった…。

散歩をする

コロナ禍で在宅勤務&デスクワークの仕事なので、なにか軽い運動をしたほうが良いと思い、朝晩に20分ずつぐらい近所を歩いていました。

ストレス解消にもいいので、時々面倒くさいときもありますが、仕事のあとに頭が痛くなっているときなどは、散歩をすることで頭がスッキリするので、なるべく出歩くようにしています。

ビオフェルミンを飲む

私がいつも頼りにしているのがビオフェルミン。

日本に帰ったときに、いつもまとめて買っています。こういうときに限ってビオフェルミンがきれてしまいました。

ビオフェルミンがあったら少しは楽だったはず…。

まとめ|採卵後の便秘は1週間だった

便秘があまりにひどいので、病院に整腸剤の処方を頼もうか、自分で下剤を飲もうかと思っていたところで、少しずつ解消されてきました。

私の場合は、1週間も経つとすこしずつ解消されてきたように思います。

採卵がやっと終わってホット一息したところで、予想外のひどい便秘には参りました。

ただ、時間の経過とともに解消されていくはずなので、できる範囲で便秘対策をしておくといいとおもいます。

私の経験談が誰かのお役に立てると嬉しいです。

アメリカでの顕微授精の体験談を紹介しています。よかったらどうぞ↓

https://reproduction.surviveoverseas.com/category/experience