不妊治療の体験談

#28 また採卵?!第1回の採卵を終えて担当医と面談

こんにちは。アメリカ在住のアラフォー「りんりん」です。

実は、今、アメリカで不妊治療を受けています。

まさか自分が不妊治療をうけることになるとは思っていませんでしたが、紆余曲折を経て、今は大金をつぎ込みながら不妊治療を受けています。

ここでは、私と同じように不妊治療を海外で受けようと思っている人向けに、リアルタイムで私の不妊治療の様子を紹介していきたいと思います。

今回は、PGT-Aの結果をうけて、移植プランについて先生と相談してきましたので、その内容について紹介していこうと思います。

43歳の顕微授精の評価は?

私、43歳の採卵の結果、13個の採卵ができたものの、いろいろな選抜があり、現在は2個の正常胚を確保できた状態です。

詳しくはこちらの記事。

先生からのコメントは、まず年齢にしては、今回確保できた正常胚の数(コンバージョンレート)は、トップクラスに入るほどいい成績だったとのこと。

私の今回の成績だと、38歳〜39歳に該当するぐらいの成績との嬉しいコメントでした。

本当にありがたい。

私たちが少なくとも1人の子供を持てる確率は60%

そして、お褒めの言葉をもらったあとは、現実のお言葉。

私の正常胚は、5AAと4BA。

5AAの胚は移植して出産できる確率が40%、4BAは30%とのことで、2つ戻した結果、1人の子供ができる確率は60%ぐらいかなとのことでした。

りんりん

私達の担当医は、こうした確率の数字がすぐにパッと出てくるのでスゴイなと思いますし、数字に基づいて話してくれるのでこちらも理解しやすい!

ここで、問題になるのは、もう1回採卵を行うかということ。

先生によると今回の刺激法でかなりうまくいったので、採卵ができる間に、もう一度同じ刺激法で採卵して、卵子の貯金を作っておいたほうがよいのではないかとのことでした。

私たちがほしいのは子供1人〜2人。

今の2個の胚盤胞が100%着床したらベストですが、確率的に半分だとしたら、一人っ子になる可能性が高いです。

もしかしたら、2つともうまく行かない可能性だってあります。

そんなことを考えると、本当に難しい。

もう1回150万円を払って、採卵をするのかどうか。

採卵をすると、(前回は)夫婦喧嘩も増えたし、私も注射を50本近く刺すことになるし、仕事の年休調整、そして150万円の出費。

お金は取り戻せるけど、卵子は取り戻せない。

だから、やるべきかなとは思いますが…。

答えが見えているものの少しだけ考えたかったので、先生には考えると伝えました。

ただ、年が変わり、保険の問題がでてきたので、そのへんをクリアにしてからの採卵の再チャレンジになりそうです。

モック胚移植

そして、先生から言われたもう一つの大事なことがモック肺移植。

もしこの2つの胚でプロセスをすすめるのであれば、成功率をあげるために、モック胚移植(Mock Embryo Transfer)を行い様子を見てから、次の周期で移植をするのがいいのではないかとのことでした。

モック胚移植ってなんだ?と思って調べてみたら、日本語の情報は少なかったのですが、英語の情報は沢山!

海外では多くの病院で行われているプロセスで、実際の胚移植の前に子宮内膜の様子や、位置を確認しておくプロセスのようです。

A mock embryo transfer is a “trial run” for our Las Vegas fertility doctors. It allows them to determine the best route and the ideal location to place the embryo in the uterus. This involves measuring the length between the woman’s cervix and the ideal location for the embryo. Doing a mock transfer can help ensure that the doctor does not encounter any difficulties during the actual embryo transfer procedure.

https://fertilitycenterlv.com/diagnosis-treatment-care/mock-embryo-transfer/

実際、これで妊娠の確率があがると言われているようです。

Many fertility clinics, including The Fertility Center of Las Vegas, will perform a mock embryo transfer for some patients as part of an in vitro fertilization (IVF) cycle. The mock transfer will occur before the actual embryo transfer. It gives our Las Vegas fertility doctors a chance to perfect the technique to do the actual transfer. Doing so can increase the chance of IVF success.

https://fertilitycenterlv.com/diagnosis-treatment-care/mock-embryo-transfer/

夫はこれは病院のお金稼ぎじゃないかと言ってはいましたが、調べてみると意味はありそうなので、後悔を残さないためにも、こちらのモック胚移植もやるしかないのかなと思います。

まとめ|もう1回採卵するかモック移植するか考えどころ

先生とのオンライン面談で、もう1回だけ採卵をする可能性が出てきました。

当初は採卵は1回だけと決めていたのですが、先生からの推薦&保険のカバー限度額が引き上げられたこと、でもう1回チャレンジすべきかもという状態です。

採卵はできることならやりたくないけど、採卵の痛みには耐えられる。

だから、採卵をもう一度だけやるべきではないかとも思っています。

同級生の子供が思春期になって、思春期の子供の子育ての辛さを聞いていると、そこまで子供を産みたいかと自問自答するときもあります、正直。

でも、自分たちの子供に会ってみたいという思いもあります。

来週になったら、保険会社に連絡して、保険の適用範囲がクリアになったら、採卵に向けてもう一度動き出そうかと思っています。

とにかく、コロナで在宅勤務の間に、終えてしまったほうが絶対にいいので。

思っていたより不妊治療が長くなってきましたが、がんばります!