不妊治療の体験談

アメリカ・使用済み注射器の処分方法

こんにちは、アメリカで不妊治療をしている「りんりん」です。

本記事では、IVFのための自己注射を打ち終わった後、注射の残骸やあまった注射の処分方法について紹介していきます。

アメリカでは注射器を通常ゴミとしての廃棄は違法

使用済みの注射器は普通のゴミとして捨ててはいけません。例えば、アメリカ・カリフォルニア州では違法とされています。

California State law Section 118286 of the California Health and Safety Code makes it illegal to dispose of sharps waste in the trash or recycling bins, and requires that all sharps waste be transported to a collection center in an approved sharps container.

https://www.smchealth.org/general-information/safe-home-needle-disposal

じゃあ、どうやって捨てればいいんでしょうか。途方に暮れていたので、調べてみました。

アメリカでの使用済み注射器の処分方法4つ

使用した注射器は注射を購入したときに一緒に購入(もしくはもらった)容器にいれていきます。捨てる時は、その容器ごと捨てる形になります。

アマゾンで注射器の廃棄ボックスを見てみる

もし容器がなかったら、洗剤などの容器に「Sharps」と書いて、蓋をテープなどでしっかり閉じたものでも代用できるようです。

Drop Box or Supervised Collection Sites

医療施設に置かれている廃棄用のボックスにいれることで廃棄することができます。例えば、doctors’ offices, hospitals, pharmacies, health departments, medical waste facilities, police, fire stationsにボックスが置かれていることが多いようです。

Household Hazardous Waste Collection Sites

注射器の廃棄

お住まいの自治体にある、public household hazardous waste collection sitesと呼ばれる施設で、注射器を捨てることができます。私はこの方法で、無料で注射器を廃棄しました。サイトまで行くと、駐車場に大きな赤いコンテナが置いてあり、そこに注射器が入った容器を入れるだけ。無料でした。

Mail-Back Programs

有料になることが多いようですが、注射器がはいった容器を送ることで廃棄してくれるサービスがあるようです。

メールバックサービスの詳細はこちら

Residential Special Waste Pick-Up Services

自治体によっては、自宅まで注射器を取りに来てくれる場合もあるようです。お住まいの自治体に問い合わせてみてください。

「Where to Dispose of Sharps+地名」で検索すると、お住いの地域での自己注射の廃棄方法の情報が出てくると思います。

まとめ

不妊治療でついついたまってしまう注射器の残骸。普通のゴミには捨てられないので、廃棄方法に困りますが調べてみると自治体に捨てる場所があったり、特定の場所に送付することで処分できる方法があります。

私のオススメは自治体の「Household Hazardous Waste Collection Sites」。無料で、自分が都合がいいときに廃棄できるのでオススメです。