不妊治療の不安・仕事・夫婦

私が感じた不妊治療中の体調不良の症状3つ

こんにちは、不妊治療をしている「りんりん」です。

私も不妊治療前に気になっていた、不妊治療中の体調不良はあったのかという質問に対して答えていきます。

ズバリ回答ですが、大量のホルモン剤を投与するため、多少の体調の変化はありました。

それでも、私は体調の変化は少ない方だったと思います。

体調の変化に個人差はあると思いますが、私が感じた体調の変化について紹介していきます。

注意:投与する薬や個人差があるはずですので、必ず専門医からの説明を受けてくださいね。

排卵誘発剤で生じる可能性がある副作用

参考情報ですが、私の不妊治療クリニックからは、排卵誘発剤などを投与すると下記のような副作用がでる可能性があると、事前に看護婦さんから説明を受けていました。

リュープリンの投与による副作用

  • Headaches(頭痛)
  • Mood fluctuations(気分の変動)
  • Hot flashes(体のほてり)

排卵誘発剤(ゴナールエフやメノピュア)による副作用

  • Rash(発疹)
  • Bruising/irritation at the injection site(注射部位のあざ・かゆみ)
  • Vaginal discharge (similar to ovulation discharge)(おりもの)
  • Breast tenderness(胸の圧痛)
  • Emotionally sensitive(感情的に不安定)
  • Bloating/abdominal cramping(腹部の痛み・生理痛のような痛み)
  • Insomnia and fatigue(不眠症と倦怠感)

私が感じた不妊治療中の体調不良

結論から言うと私の場合は、不妊治療中の体調不良は少なかったです。

いつもは健康体(少し生理痛あり)の私ですが、不妊治療前は体調不良が大変なのではと心配していたので意外でした。

ただし、それでも排卵誘発剤の注射をうちはじめたときや、採卵後は下記のような体調不良がありました。

  • 会議中でも眠りそうになった眠気と胸の痛み
  • 採卵後に人生でトップ3に入るひどい便秘
  • 採卵後の生理前に言葉も出ないほどの腹痛

ひとつずつ紹介していきます。

排卵誘発剤の投与開始時にはひどい眠気と胸の痛み

私の場合は、気分が悪くなったり、頭痛といった体調の不良はなかったものの、排卵誘発剤の投与を開始した直後は、ひどい眠気に襲われていました。

土曜日から投与を開始したのですが、土曜日はほぼ一日寝ていました。

日曜日もランチに出かけて帰ってきたら昼寝、月曜日は在宅勤務だったものの、昼過ぎから立って会議に出ていても寝てしまうほどの、ひどい眠気に襲われました。

この眠気も次第に少なくなりましたが、普段はここまでの眠気を感じることはないので、慣れない自己注射に疲れていたのか、何かの副作用だったのかはわかりませんが、眠気がすごかったです。

また、排卵誘発剤の投与をはじめて1週間ぐらいした頃から、生理前にある胸の痛み(少し強めの痛み)を感じ、2週間ぐらいは胸の痛みがありました。

採卵後にひどい便秘に

次にひどい体調不良を感じたのは、採卵後。

りんりん

全身麻酔なので構えていた採卵は、意外に平気でした。採卵日は1日家で寝ていましたが、次の日からは普通に働きはじめました。

黄体ホルモンが増えると便秘になりやすいとは知っていたのですが、排卵誘発剤などでホルモンのバランスが崩れていたのか、採卵後の便秘はひどかったです。

毎日、便秘に良いと言われる納豆などを食べて対策をしていましたが、きいている実感は殆どありませんでした。

これも、生理がはじまると治りましたが、あの1週間は少しだけ辛かったです。

採卵後の生理前にひどい腹痛が

採卵後の生理前に、寝ていても目が冷めてしまうほどひどい腹痛が1度だけありました。

このときは、すでに排卵誘発剤の注射は終わって1週間ぐらいしたタイミングでした。

これが、排卵誘発剤の副作用によるもの(Bloating/abdominal cramping(腹部の痛み・生理痛のような痛み))かは不明です。

腹痛を感じたあとに、すぐに鎮痛剤を飲んだらおさまりました。痛みは、生理痛そのものでしたね。

翌日病院に連絡しても、よくあることとの回答だったのであまり気にはしていませんが、あのレベルの腹痛はかなり珍しかったので、自分でもビックリしました。

実際に生理がはじまって、病院からは生理がいつもより重めかもしれないが、よくあることなのであまり気にしないようにとの注意がありました。

生理痛がひどいのかと構えていましたが、量が2割程度多かった程度で、生理痛も鎮痛剤を飲む必要がありませんでした。

まとめ

不妊治療はいろいろな薬を飲んだり、注射を行うので、体調の変化を心配していましたが、私のケースは思っていたよりは不調が少なかったと思います。

働きながらの不妊治療でしたが、病院に通うとき以外は会社を休むことなく仕事と両立しながら不妊治療を受けることができました。

不妊治療中は、体調を整えることを第一優先にして、アルコールとカフェインを控え、毎日お風呂に入り、腹巻きをして…といったことを行っていたことが少しは助けになったのかもしれません。

個人差があると思われる不妊治療中の体調不良ですが、私のように軽かったケースもあるようです。

これから不妊治療を考えている方の参考になれば嬉しいです。