不妊治療の不安・仕事・夫婦

不妊治療は痛かった?検査の痛みをランキングで紹介

こんにちは、不妊治療中の「りんりん」です。

42歳で不妊治療クリニックの門をたたき、いま、体外受精の治療を受けています。

私はタイミング法などをすっ飛ばして、いきなり体外受精だったのですが、実際に体外受精(顕微授精)のステップを経験して、不妊治療は痛かったのかをふりかえりながら紹介していきたいと思います。

参考までに私が感じた痛みの強さを、痛み指数として「1(痛くない)〜10(激痛)」で紹介しています。

ズバリ!不妊治療はそこまで痛くなかった

個人差はあると思います。私が感じた痛みトップ3は、下記の通り。

ランキング痛み指数内容痛みを感じた時間
18採卵後の生理前痛1時間
26卵管をチェックする通水検査15分
35排卵誘発剤「メノピュール」注射毎日1分×2週間

意外にも、採卵は全身麻酔だったので、ほとんど痛みを感じませんでした。

他の方のブログを読むと、色々なステップに関して痛かったという記載がありましたが、私自身は幸運だったのか、そこまでの激痛や、ぐったりする経験は思っていたよりも少なかったと感じました。

とはいっても、痛みをかんじた検査やステップがあったので、その内容について紹介します。

りんりん

みんなが経験してなんとか乗り切っているので、そこまで不必要に心配する必要はないと思います。

痛み1位:採卵後の生理前痛

採卵後の生理は重いとよく聞きますが、私の場合は少しだけ量が多い程度ですみました。

しかし、生理が始まる2日前の夜中に子宮が痛くなったことがあり、あのときの痛みは激痛でした。

普段、夜中に目覚めることはない私ですが、そのときだけは激痛で目が覚め、横で寝ていた夫にお腹の痛みを訴えるも、うまく話せないほどの激痛でした…。

すぐに痛み止めを飲み、横になっていたら痛みが収まったので助かりましたが、あの痛みは激痛でしたね。

翌日に不妊治療クリニックに問い合わせたら、「よくあること。鎮痛剤を飲んでください」とのアドバイスだけだったので、本当によくあることなのかもしれません。

その後の、生理開始後の生理痛は殆ど感じなかったのでよかったのですが、あの痛みは何だったんでしょうか…。

痛み2位:卵管をチェックする「通水検査」

卵管のとおりをチェックする「卵管造影検査」が日本ではメインに行われていますが、アメリカでは生理食塩水を子宮に注入する「通水検査」が、不妊治療の検査として行われています。

通水検査とは
生理食塩水を子宮の入り口から注入し、子宮の内腔を充満させることによって、子宮の内膜の状態、ポリープや粘膜下筋腫の有無などを調べ、その生理食塩水が左右の卵管にスム-ズに入っていくかによって、卵管の通りを評価する検査です。

https://jinnai-womens.com/care/treatment/detail01/

私は、この通水検査はチョット痛かった。

事前に痛み止めを飲んでいったにもかかわらず、子宮内にバルーンをいれられたときは、そのバルーンが膨らむたびに、生理痛のような鈍い痛みがあり、あれは痛かったです。

叫び声をあげるほどの痛みではないのですが。

ハッキリ言ってあの検査は2度とやりたくない。

通水検査の詳しい様子は、下記の記事で紹介しています。

#3 痛い!不妊治療の検査でうけた「通水検査」が辛かった こんにちは。アメリカ在住のアラフォー「りんりん」です。 実は、今、アメリカで不妊治療を受けています。 まさか自分が不妊治療...

いろいろな方のブログで痛いと紹介されている事が多い「卵管造影検査」ですが、私も他の病院で行ったことがありますが、事前に痛み止めの坐薬を使ったおかげか、全く痛みを感じませんでした。

卵管造影検査の詳しい様子は、下記の記事で紹介しています。

【無痛】痛いと噂の「子宮卵管造影検査」を体験! こんにちは、不妊治療中の「りんりん」です。 地元の不妊治療の専門医で、不妊の原因を探る検査のひとつ「子宮卵管造影検査」を受けてき...

痛み3位:排卵誘発剤「メノピュール」の自己注射

私が個人的に一番心配だったのが自己注射。

自分で注射をうつというのは、「狂気の沙汰」だと思っていたのですが、本当に痛くて耐えられないんじゃないかと心配でしたが、意外に耐えることができました。

自己注射は、採卵前に2週間ほど、1日2本〜4本の注射を行いました。

当然ですが、針をお腹に刺すという行為自体はキモチが良いものではありません。

毎日、注射の時間(午前8時と午後8時)になると憂鬱な気持ちでした。

自己注射の針自体は細いので、チクッとはしますがそこまで痛くありません。風船に針がさされるような感覚です。

しかし、薬剤によっては注入する際に痛い薬剤があるんです。

それがメノピュール(メノピュア)と呼ばれる薬剤。

病院の看護婦さんも、メノピュアは薬剤の粘度が高いので注入がしにくく、痛いと言っていましたが、本当に痛めです。

注射をうつ時間は5秒〜10秒なので、あっという間ですが、薬剤を注入する間は本当に長く感じました。

声が出るほどの激痛ではないですが、私はこの注射が嫌いでした…。

りんりん

とはいっても、最大14日程度の我慢。妊活のためにがんばりました。

まとめ

他の治療と同じく、不妊治療の中には痛みを伴うものがいくつかありました。

ただし、これは我慢できないという程のものはほとんどありませんでした。

病院側もしっかりケアしてくれますし、必要なときには痛み止めを処方するようにオススメされます。

痛みの感じ方には個人差があるので、私の経験や感じ方がすべてではないですが、不妊治療だからといって、必要以上に心配しすぎることはないと思います。

私の経験談が、痛みに備える参考になればと思います。